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2019.2.5
2月5日「リアルタイム津波浸水被害予測システムの開発と運用」が第1回日本オープンイノベーション大賞「総務大臣賞」を受賞しました。「報道資料」(表彰式は平成31年3月に開催予定)
CREST「科学的発見・社会的課題解決に向けた各分野のビッグデータ利活用推進のための次世代アプリケーション技術の創出・高度化」(ビッグデータ応用)で推進している「大規模・高分解能数値シミュレーションの連携とデータ同化による革新的地震・津波減災ビッグデータ解析基盤の創出」の研究代表者である越村俊一教授(東北大学)が、内閣府が主催する「第1回 日本オープンイノベーション大賞」の総務大臣賞を受賞しました。
日本オープンイノベーション大賞は、ロールモデルとなる先導的又は独創的な取り組みの表彰と発信により、オープンイノベーションをさらに普及させ、我が国の科学技術イノベーション創出を加速することを目指しています。
越村教授はCRESTでの研究と総務省の実証事業などを通じて世界発のリアルタイム津波浸水被害予測技術を実用化し、内閣府の「津波浸水被害推計システム」として採用されました。また、本技術を広く普及するために東北大学発ベンチャー「(株)RTi-cast」を2018年に設立し、さらなるイノベーション創出への活動を強化しています。今回の受賞は、この一連の取り組みが評価されたものです。